いくつかの市販の汎用プリ・プロセッサが、PAFECのメッシュを作成に使用することができます。例えば、FEMAP、GiD等。この例では、モデルはGiDを使用して作成されました。どのプリ・プロセッサを使っても処理手順は、下記の様なものになります。
オーディオ分野での適用例 |
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注意してCADデータを作成しないと、幾何形状についていくつかの修正作業が必要になります。例えば、ラインが接点で合ってなく、要素生成ができない場合があります。正しく線や点を作成する修正作業が必要となります。しかし、この作業を回避する最良の方法は、最初にCADデータを作成する時に、前もってFEモデルが要求するものにしておくことです。
フォーマ、ボイスコイル、ドーム、そしてサラウンドをモデル化するのに四辺形要素が必要な場合、その領域を4側面の区域に分割する必要があります。
ツイーターのようなカテゴリーの解析では、『Mesh2Paf』ウィザードが幾何学的なデータをGiDからPAFECの構造及び音響要素に変換します。さらに、PAFECデータ・ファイルに必要とされる他のすべてのデータ、周波数範囲、ステップ、マイクロフォンの位置等を作成することができます。
ツイーターは、低周波では、半分の空間の全方向に放射します。より高い周波数では、それはより強い指向性を持つようになります。結果の詳細な検討から、3335Hzでの主な共振は、構造的な主な軸モードであることを示しています。周波数範囲の中で観察された他の共振は、音響的キャビティ モードの周波数であることを示しています。なお、このモデルは説明用の例題として作成されたもので市販のツイーターではありません。