プレスリリース

プレスリリース

DSP Development Corporation(開発元)DADiSP の新バージョン(DADiSP 6.5)をリリースしました。

DADiSP 6.5はスクリプトチャート・レコーダプロットでのマルチチャンネルデータ表示をサポートします。スクリプトチャートの計算は、それぞれのトレースに拡張され、出力スクリプトチャートを自動的に作成されます。トレースの色、軸の配置とその他色の属性などが簡単に指定できます。一対多数の計算条件を与えることにより、スクリプトチャート処理はマルチチャンネルデータ解析を大幅に簡素化することができます。

DADiSP 6.5にはMATLABコードをDADiSPから直接実行できる機能が追加されています。DADiSP 6.5ではMATLABのカスタム関数またはスクリプトとMATLABで組み込まれた任意の関数またはスクリプトDADiSPの関数のように処理することができます。MATLAB とDADiSP両方の関数またはデータを自由に融合させることができます。DADiSP 6.5ではMATLABからの配列またはシリーズ結果を自動的にDADiSPウィンドウにプロットすることができます。MATLABコードをホットリンクでワークシートウィンドウに埋め込むと、原データが変更された場合自動的に再計算が行われます。

DADiSP 6.5では関数とファイルベースの静的またはグローバル変数をサポートできるようにSPL言語が拡張されています。新しい形式のカスタムダイアログボックスではGUIの仕様と関連のSPL関数を統合させ、1つのファイル扱えるようになっています。統合されたGUIデバッガは独自のSPL関数の開発を容易にしています。SPLのC/C++構文は標準的なプログラミングテクニックで独自のルーチンを簡単かつきれいに作れる環境を提供しています。

その他新機能として、マウスによるビジュアルデータの編集、プログラム可能なオブジェクトハンドルインターフェースによる図形やテキスト注釈の強化、.NETとActiveXイベントハンドルとオンラインドキュメントの拡張が挙げられます。

さらに、DADiSP 6.5ではマトリックスとシリーズの操作、信号処理、数学、色、シリーズ生成、曲線フィッティングと統計など広い範囲にわたって100以上の組み込みとSPLルーチンが追加されています。DADiSP 6.5は現在、1000以上の解析プログラムと直感的で使いやすいインターフェースを兼ねそろえたもっとも包括的なデータ解析ツールの一つであるとDSP者の最高技術責任者Randy Race氏が述べている。世界中何万人もの科学者やエンジニアに使用され、表計算ソフト、FORTRAN, C/C++やMATLABプログラムに取って代わる生産性の高いソフトウェアであると明言している。