応用例:ソナー トランスデューサー アレーの干渉

水中での適用例 - 応用分野詳細
 ソナートランスデューサの設計
 ソナーアレーの設計
 水中構造物からの散乱

限られた寸法のアレーで大パワーを放射するには、トランスデューサーを緊密に一定間隔で配置することが必要です。トランスデューサーが、波長の半分かそれに接近していると、隣接のトランスデューサー間で強い干渉が発生します。応答の予測に相互インピーダンス効果を含めることが必要です。有限要素法と境界要素法の連成解析は、当然そのような効果を考慮しています。

リング トランスデューサーのライン・アレーからの放射

下記の図は、DERAテスト リング トランスデューサーのライン・アレー周囲の圧力場のアニメーションを示しています。これは、DERA Winfrithのソナー部門より提供されたモデルを使用して、PAFEC‐VibroAcousticsでFE/BE連成解析をした結果です。軸対称メッシュが使用されました。下部の線は、対称軸です。トランスデューサー内の制振レベルが干渉に影響することが分かります。

ほとんどの放射は、外側のトランスデューサーによります

ほとんどの放射は、外側のトランスデューサーによります

制振した場合。より滑らかな出力となっています。(1とスケールが異なります)

制振した場合。より滑らかな出力となっています。

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