適用例 防音壁の解析

有限要素法と境界要素法は、防音壁の解析に使用することができます。理想的な条件での結果を予測することは比較的簡単です。しかし、防音壁の効果は、風の条件によって変化しますが、これをモデルに組み入れるとかなり難しくなります。また、周囲の空間の温度変化をモデルに組み入れるとさらに難しくなります。境界要素法によるアプローチは、最良の設計は他の条件下でも最良であると仮定して、理想的条件で複数の異なった設計案を比較するために使えます。
下図は、堅いものでできた直線的形状の防音壁と複雑形状の防音壁の解析結果です。

1.高い周波数での直線的形状の防音壁の音圧分布

2.低い周波数での直線的形状の防音壁の音圧分布

3.高い周波数での複雑形状の防音壁の音圧分布

4.低い周波数での複雑形状の防音壁の音圧分布

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